『伊藤整とモダニズムの時代』の書評が「語文」(日本大学国文学会)に掲載されました

曾根博義著『伊藤整とモダニズムの時代 文学の内包と外延』の書評が、「語文」第百七十輯(日本大学国文学会)に掲載されました。
【評者 松本徹氏】

「……行き当った縁を辿って、未知のひとに会い、じっくり話を聞き、さらに先へと繋げて行くのが、曾根の基軸の方法だったのだ。この著書を見ていくと、そのことに改めて思い至る。調査研究の方法として、研究者なら誰も承知していることだが、尋常な域に留まらない。多分、人の懐へ踏み込む一種の才能を持ち、そのことを好んでいたのだ。」

語文 第百七十輯

編集兼発行:日本大学国文学会
発行日:2021年6月25日
頒価:1,500円
判型・製本:A5・並製
ISSN:0286-3464

日本大学国文学会のサイト:
https://dep.chs.nihon-u.ac.jp/japanese_lang/society/gobun/


目次

論文
『源氏物語』の六条院と四季の庭―二つの四季表現から―……袴田光康
サービス業と社会的承認―『コンビニ人間』と異世界男子の時代に―……久米依子
「打ちことば」コミュニケーションにおける絵文字使用
 ―「加藤安彦ケータイメイルコーパス」を用いた分析―……田中ゆかり・林直樹
令和二年度 国文学科卒業論文優秀賞論文
吉野讃歌の世界―神仙思想との関係を中心に―……大久保孝洋
野田秀樹『贋作桜の森の満開の下』における「天皇」とその神話化をめぐって
 ―鬼たちは排除される―……鈴木春香
学生レポート
笑いを表すネットスラングの使われ方……松村愛美

研究へのいざない
教室で読む古事記神話(九)―宇気布時から如此詔別まで―……梶川信行・鈴木雅裕
〈日本語教育学とは何か3〉
日本語非母語話者のテクスト理解とつまずき―語彙と意味を中心に―……金愛蘭
書評
曾根博義著『伊藤整とモダニズムの時代―文学の内包と外延』……松本徹

令和二年度 修士論文要旨
令和二年度 優秀卒業論文要旨
国文学研究室彙報