受贈図書 
渡部泰明『和歌史 なぜ千年を越えて続いたか』(角川選書)

渡部泰明氏よりいただきました。

和歌史
なぜ千年を越えて続いたか

渡部泰明 著
角川選書
発行:KADOKAWA
発行日:2020年10月30日
定価:本体1,700円+税
判型:四六変形判
ページ数:336
並製
ISBN:9784047036536

公式サイト:
https://www.kadokawa.co.jp/product/321803000328/


山上憶良、大伴家持、紫式部、西行……
連綿と続く「言葉の網」を系譜化する画期的論考!

言葉には、意味を越えて心に届く力がある――。七世紀前半には形態を整え、江戸時代まで続いた和歌。なぜ三十一文字の定型詩は千二百年以上も続いたのだろう? 額田王から、紀貫之、紫式部、西行、藤原俊成・定家、細川幽斎、香川景樹まで。歌人たちが紡いできた言葉と言葉は、本歌取りや掛詞、縁語などを通して網の目のようにつながり広がっている。連綿と続く「言葉の網」を通史的に読み解き系譜化し、和歌史全体をとらえ直す!

『中世和歌史論』角川源義賞受賞後第一作!


目次

額田王─宮廷に演じる
柿本人麻呂─劇を歌う
山上憶良─到来するものへのまなざし
大伴家持─和歌史を始める
在原業平─生の境界で歌う
紀貫之─言葉の想像力を展開する
曾禰好忠─身の想像力を解放する
源氏物語の和歌─創作感覚を刺激する
和泉式部─生と死を越境する
源俊頼─連動する言葉と想像力
西行─変貌を演じる
藤原俊成・定家─「古典」をつくる
京極為兼と前期京極派─あわいにひそむ意志
頓阿─正統派和歌の普及者
正徹─想念と感覚にまぎれる
三条西実隆─「みやび」を守るしたたかな精神
細川幽斎─戦国を生き抜く歌道
後水尾院─和歌の価値を高めた天皇
香川景樹─溶け込んでいく「しらべ」

おわりに
参考文献
天皇系図
初句索引