受贈図書
前田雅之『古典と日本人 「古典的公共圏」の栄光と没落』(光文社)

前田雅之氏よりいただきました。

古典と日本人 「古典的公共圏」の栄光と没落
前田雅之著
発行:光文社
発行日:2022年12月30日
定価:本体900円+税
判型・製本:新書・並製
ページ数:312
ISBN:978-4-334-04640-8

公式サイト:
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334046408


なぜ古文を学ぶことが大事なのか?

日本における「古典成立の歴史」とその運命を辿りながら古典教育の必要性を考える。


目次

序章 古典を学ぶことに価値や意味はあるのか

第一章 古典意識の成立
 ――古典なるものと藤原俊成の戦略
第二章 古典的公共圏への先駆
 ――古典と注釈
第三章 古典的公共圏の確立
 ――身だしなみとしての和歌・古典
第四章 古典的公共圏の展開
 ――戦乱においてますます躍動する和歌・古典
第五章 古典的公共圏の繁栄
 ――古典の王国だった近世日本
第六章 古典の末路
 ――古典を見捨てた近代
終章 古典の活路
 ――それでも古典を学ぶことには意義がある

おわりに
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