受贈図書
今関敏子『平安鎌倉文学めぐり 虚構の真実・詩情のいのち』(青簡舎)

今関敏子氏よりいただきました。

平安鎌倉文学めぐり 虚構の真実・詩情のいのち
今関敏子 著
発行:青簡舎
発行日:2021年1月17日
定価:本体2,300円+税
判型・製本:四六・上製
ページ数:256
ISBN:978-4-909181-28-2


人は、なぜ語るのか、なぜ歌うのか

平安朝から鎌倉・南北朝期に至る珠玉の論文集。


目次

第一章 書く女の時代—背景としての王朝文化—
第二章 かぐや姫の孤独—『竹取物語』の時空—
第三章 王朝女性の自己語り—「日記文学」とは何か—
第四章 和歌で綴る愛と死—『建礼門院右京大夫集』の作品構築—
第五章 「水なき空」に立つ「波」—貫之の詠む落花—
第六章 動物は歌を詠むのか—『古今和歌集』「仮名序」いづれか歌を詠まざりける・再考—
第七章 〈かはづ〉の鳴く場所—河鹿か蛙か—
第八章 まな板の上の雁—実朝の視線—
あとがき