受贈図書
熊倉千之『『紫式部集』のちから相撲』『『源氏物語』の歌589首の構築原理』(モチいふ社)
熊倉千之氏よりいただきました。
『紫式部集』のちから相撲 メイキング・オブ・『源氏物語』
熊倉千之 著
発行:モチいふ社
発行日:2016年10月10日
定価:本体1,280円+税
判型・製本:四六判・並製
ページ数:200
ISBN:978-4-9909209-1-3
公式サイト:https://mochiifu.jimdo.com/#cc-m-product-11162277593
紫式部の自選歌集、『紫式部集』の構造と主題分析。過去1000年間、誰にも解き明かせなかったテクストの秘密を初めて発見!
「匂兵部卿」以下の13巻が紫式部の愛弟子「小少将」という女房によって書かれた経緯を128首の歌で物語る、斬新な芸術作品
『源氏物語』の歌589首の構築原理 フェミニスト紫式部の挑戦
熊倉千之 著
発行:モチいふ社
発行日:2019年12月16日
定価:本体1,589円+税
判型・製本:四六判・並製
ページ数:256
ISBN:978-4-9909209-3-7
紫式部が作った『源氏物語』は「幻」までの40巻で、「匂兵部卿」巻以下の13巻は小少将という弟子の作品であることが、『紫式部集』の歌128首によって語られている。本書は「幻」巻までに詠われた歌589首が、いかに精緻に配列されているか、その結果、紫式部がこの物語で何を言いたかったか(主題)を解明する。行動の自由がなかった当時の女性たちを解放すべく、作者が命がけで作ったテクストが、今論理的に明証される。