受贈図書
『宮廷女房の語る中世 —内侍司の視座—』(青簡舎)
今関敏子氏よりいただきました。
宮廷女房の語る中世 —内侍司の視座—
今関敏子 著
発行:青簡舎
発行日:2024年5月31日
定価:本体4,800円+税
判型・製本:四六判・上製
ページ数:352
ISBN:978-4-909181-45-9
宮廷女房はかく生きた。
天皇・上皇に仕える女房たちの自己語り——そこからみえる中世に光を当てる。
目次
序章 女の語る中世
第一章 讃岐典侍日記
第一節 夜伽の典侍
第二節 喪失と再出仕
余滴 その後の長子
第二章 弁内侍日記
第一節 内侍の視座・時空の創造
第二節 文学者としての弁内侍
余滴 『弁内侍日記』はいかに読まれてきたか
第三章 中務内侍日記
第一節 作品評価を問い直す
第二節 構成と執筆意図
余滴 主上と宮廷女房
第四章 竹むきが記
第一節 典侍・名子の結婚
第二節 〈宮廷〉と〈家〉
余滴 日蝕と天皇
終章 〈内の女房〉たちは語った
あとがき
索引