受贈図書
居駒永幸 著『 ふるさと・みちのくから考える ー歌・祭り・未来』(冨山房インターナショナル)
居駒永幸氏よりいただきました。
ふるさと・みちのくから考える——歌・祭り・未来
居駒永幸 著
発行:冨山房インターナショナル
発行日:2024年10月17日
定価:本体2,300円+税
判型・製本:四六判・並製
ページ数:202頁
ISBN:978-4-86600-131-9
公式サイト:
https://www.fuzambo-intl.com/i-324/
斎藤茂吉、西行、万葉歌人は、道の奥(みちのく)に何を見たのか。地域の伝説はどのようにして生まれたか。
三十年にわたる調査から見えた祭りとは…。
山形を中心に、みちのくの歌・祭りに畳み込まれた地域文化の根源を探り、未来に向けて、ふるさとの力を説く、ドキュメントエッセイ。
目次
はじめに——みちのくから考える
I 斎藤茂吉の本音
1 芭蕉になるのは大へんだっす
2 たしかに鸛だっす
3 斎藤茂吉と奈良
II 和歌と地方
1 令和と天平万葉——活力ある地方の時代へ
2 万葉歌の「みちのく」
3 滝の山と薄紅の桜
III 山形の民俗芸能
1 蕨岡延年と高足
2 最上地方の番楽
3 番楽の世界
4 聞くことの感性
IV わが民俗体験の記録
1 龍蔵院お七日行事の記憶
2 羽山ごもり体験記
3 ゼミの民俗調査余話
V 故郷の歴史と文化
1 史実と伝承——富並の一事例
2 現代によみがえる富並八景
3 最上徳内とシーボルト
4 「春のひかり」の歌碑
5 子どもたちの原風景
VI 二〇二二年の世界と山形
1 遠野物語と私の民俗体験
2 教室で声の授業が聴きたい
3 人生導いた二人の恩師
4 ネフスキーの研究と平和
5 平和への願いと短歌
6 小学生に万葉集の授業
7 国際交流への第一歩
8 社会貢献、めぐりめぐって
9 万葉集の歌は美しい
10 英国戴冠式の運命の石
11 西行が眺めた山形の桜
あとがき