2020年7月28日 / 最終更新日時 : 2020年7月28日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」完結を迎えて松尾葦江「覚一本平家物語の本文異同小考」 2019年10月より刊行を開始した「軍記物語講座」全4巻のシリーズも、いよいよ第2巻『無常の鐘声 平家物語』の刊行(2020年7月)をもって完結します。シリーズ完結を記念して、最終配本のテーマ『平家物語』にまつわる、編者 […]
2020年5月27日 / 最終更新日時 : 2020年7月12日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(13)木村尚志「後嵯峨院時代の和歌」 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第13回(最終回)は、和洋女子大学人文学部准教授の木村尚志氏です。 武士が権力を握るなか、後鳥羽院、土御門院、後嵯峨院は皇統権威の失墜を和歌界の領導者となることで埋め合わせてきました。『 […]
2020年4月28日 / 最終更新日時 : 2020年7月12日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(12) 浜畑圭吾「長門本『平家物語』研究小史―その成立をめぐって―」 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第12回は、高野山大学文学部准教授の浜畑圭吾氏です。 70以上の写本が伝わる長門本『平家物語』は、重要な諸本として注目を集めてきました。多くの研究者が取り組んできた膨大な研究成果を、成立 […]
2020年3月24日 / 最終更新日時 : 2020年7月12日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(11) 中村文「歌人としての平家一門」 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第11回は、日本女子大学文学部非常勤講師の中村文氏です。 平家には歌人として活躍した人物も多くいますが、『平家物語』において、その代表は清盛の異母弟の忠度〈ただのり〉でしょう。実際には、 […]
2020年3月8日 / 最終更新日時 : 2020年5月8日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(10) 本井牧子「古状で読む義経・弁慶の生涯―判官物の古状型往来―」 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第10回は、京都府立大学文学部准教授の本井牧子氏です。 誰もが知っている義経・弁慶の伝承。江戸時代には、浄瑠璃、歌舞伎といった芸能はもちろんのこと、教科書であった往来物を通して人々に親し […]
2020年2月22日 / 最終更新日時 : 2020年5月14日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(9) 田中草大「真名本の範囲」 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第9回は、京都大学文学部講師の田中草大氏です。 「真名本」と呼ばれているが、実は違う? 軍記物語にも多く呼称される「真名本」のテクストを2種に整理し、性格を分析します。共通する特徴から「 […]
2020年2月15日 / 最終更新日時 : 2020年5月9日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(8) 木下華子「遁世者と乱世」 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第8回は、東京大学文学部准教授の木下華子氏です。 遁世者―政事・戦乱から遠く離れた存在―は、戦の世をどう見たのでしょうか。戦を描かなかった長明と、戦を詠んだ西行。二人の視線から探ります。 […]
2019年12月9日 / 最終更新日時 : 2020年5月8日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(7) 堀川貴司「和漢混淆文をどう見るか」 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第7回は、慶應義塾大学斯道文庫教授の堀川貴司氏です。 最近の国語学の研究動向から、和漢混淆文の生成モデルを見直します。その生成過程では「和と漢」のみならず、「雅と俗」の混淆も同時に起こっ […]
2019年11月14日 / 最終更新日時 : 2020年5月8日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(6) 中村文「頼政の恋歌一首―『頼政集』五〇七番歌の背景 ―」 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第6回は、日本女子大学文学部非常勤講師の中村文氏です。 武人としてだけでなく、歌人としてもその力量を認められていた平安末期の武将、源頼政。「陸奥の黄金」をめぐる歌を取り上げて、頼政の表現 […]
2019年11月1日 / 最終更新日時 : 2020年5月8日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(5) 藏中さやか「和歌を詠む赤松教康―嘉吉の乱関係軍記、寸描―」 いよいよ軍記物語講座シリーズの第1回配本、『平和の世は来るか 太平記』(第3巻)が発売となりました。 軍記物語研究にまつわる文章の連載、第5回は、神戸女学院大学教授の藏中さやか氏です。 武人でもあり歌詠みでもあった守護大 […]
2019年8月23日 / 最終更新日時 : 2020年5月8日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(4) 渡邉裕美子「みちのくの歌—白河関までの距離感—」 『軍記物語講座』(全4巻)刊行に先立ち、軍記物語研究にまつわる文章を随時掲載。第4回は、立正大学文学部教授の渡邉裕美子氏です。東国武士たちは和歌のもつ政教性をどのように利用したのか、中央貴族の作り上げた幻想と現地を知る武 […]
2019年8月5日 / 最終更新日時 : 2020年5月8日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(3) 石川透「軍記物語とその絵画化」 『軍記物語講座』(全4巻)刊行に先立ち、軍記物語研究にまつわる文章を随時掲載。第3回は、慶應義塾大学文学部教授の石川透氏です。絵巻・絵本方面の研究を精力的に推し進める氏が語る、新たな可能性とは! 軍記物語とその絵画化 石 […]
2019年7月25日 / 最終更新日時 : 2020年5月8日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(2) 長坂成行「『太平記』書写流伝関係未詳人物抄」 「軍記物語講座」全4巻の刊行に先立ち、軍記物語研究にまつわる文章を掲載していきます。 『太平記』の諸本は誰がどのように書写し、伝えてきたのか。名前はわかるものの事績未詳の人物は少なくありません。第2回は、奈良大学名誉教授 […]
2019年5月10日 / 最終更新日時 : 2019年7月25日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 シンポジウム「保元物語・平治物語の注釈から」 軍記物語講座・第1巻『武者の世が始まる』(2019年11月刊行予定)の執筆者三名に編者をまじえて、文学研究の基礎となる注釈をテーマに、議論をかわしていただきました。 シンポジウム「保元物語・平治物語の注釈から」 【出席者 […]
2019年3月15日 / 最終更新日時 : 2020年5月8日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 「軍記物語講座」によせて(1) 村上學「国文学研究が肉体労働であったころ」 2019年9月の『軍記物語講座』(全4巻)刊行開始に先立ち、軍記物語研究にまつわる文章を随時掲載していきます。第1回は、元名古屋大学教授の村上學氏です。ネット環境とデジタルシステムが確立される以前、どのようにして本文を入 […]
2019年1月30日 / 最終更新日時 : 2020年6月11日 kachosha-author 軍記物語講座(全4巻)関連 軍記物語講座の始発◆シリーズ企画会議を公開 このたび、花鳥社では、2019年秋から2020年春にかけて、松尾葦江編「軍記物語講座」全4巻の刊行を予定しています。 松尾葦江編「軍記物語講座」全4巻 第1巻『武者の世が始まる』 2019年11月刊 第 […]